マンションの大規模修繕における水回りについて詳しく解説!

大規模修繕における水回り

今回は大規模修繕における水回りについて解説していきたいと思います。マンションの大規模修繕工事となると、外壁塗装や共用部分の大きな改修工事が主な工事内容となりますが、今回は給排水面といった水回りに関連する部分について詳しく見ていきたいと思います。

大規模修繕についての詳しい内容などにつきましてはこちらの記事にて細かく解説しておりますのでご参考にお読みください。

目次

水回り工事の内容

早速水回りの工事内容について解説していきたいと思います。大規模修繕の水回り工事については大きく分けて3つあります。それは、給水管工事・排水管工事、そして重要な水回りの工事として防水工事となります。

給水管工事について

一つめの給水管工事について解説していきたいと思います。

給水管とは、給水とある通り主に飲料として使う水を送っている配水管の一つのことを指します。給水と排水の分岐点から給水装置までをまとめて給水として扱いますが、これは主に所有者が管理・維持を行います。

給水には、給水管と給湯管がありますが、これらは先述した通り所有者負担で、部屋ごとに施工を行うことが基本です。一般には、30年ごとに給水管を交換することが多いです。個人で交換する場合は、費用も個人負担で、所有者の所有区分内のトラブルとして対処することになります。

ここで述べる大規模修繕に関する給水管の交換とは、主に共有部分の給水管工事のことを指します。この大規模修繕に伴う給排水の交換のタイミングで各個人の給水菅における交換を検討して見てはいかがでしょうか。

排水管工事について

続いて、排水管の工事についてです。

まず排水管とは、トイレやお風呂、キッチンなどで使用した水が流れていく配管のことです。

こちらは給水管とは異なり、水を流すだけではなく汚物やその他ものが流れるので経年で劣化するものです。そのためつまりや異臭などといったトラブルがおきてしまうので、給水管よりも経年による交換が望まれます。

こちらについても主に共用部分の交換を大規模修繕のタイミングで行いますが、こちらに関しては、専有部分であっても、個人の所有が曖昧なため、大規模修繕を行うタイミングで各部屋の排水周りのことについても考えた方が良いと思います。

こちらに関しても、排水管についての参考記事をお読みになって見てはいかがでしょうか。

水回りの工事を行うタイミング

マンションの大規模修繕において水回りの工事を行うタイミングは、一般的に1回目の大規模修繕を行なった後、2回目の大規模修繕を行う際にする場合が多いです。

主に施工会社に水回りの修繕についても管理組合やオーナー様の方から相談をして、水回りの業者が大規模修繕のタイミングで交換をスムーズに行ってもらう形になるので、2回目の大規模修繕を控えている方は、是非ご検討して見てはいかがでしょうか。

まとめ

今回は水回り工事についてご説明してきました。

水回りの環境は、居住者がより良い生活を送る上でとても重要な要素になります。マンションとしての資産価値は、マンション自体のものとしての価値が高まることはもちろんですが、マンションの居住環境としての工場も資産価値を高める上でとても重要なポイントなので、しっかりと考えていきましょう。

株式会社繕では、マンションにおける大規模修繕を行なっておりますが、大規模修繕に付随したマンションのお悩みにも対応しておりますので、是非お気軽にご相談ください。

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